プロフィール 読者が「私の味方だ」と思えるよう、過去の失敗や悩みをあえて入れています。 ハル|賃貸の魔法使い 築15年の「 ordinaryな賃貸」に絶望していた元・不器用。画鋲一本打てなかった私が、原状回復のルール内で理想の部屋を形にするコツを発信。SNSのキラキラに疲れたあなたへ。専門用語なしで「自分を好きになれる部屋づくり」を。手紙を書くように、一歩踏み出す勇気をお届けします。
2026年2月25日水曜日
第1回 もう「どうせ借り物だから」って諦めるのは、終わりにしませんか?
イメージ画像 ㏚ おかえりなさい。今日も一日、本当にお疲れ様でした。
重い足取りで玄関のドアを開け、真っ暗な部屋に明かりを灯す。その瞬間、ふぅ……と小さな溜息がこぼれてしまう。そんなことはありませんか?
目の前に広がるのは、どこにでもある白い壁紙に、味気ない茶色のフローリング。
備え付けの照明が照らす、なんの変哲もない「ただの箱」。
「あぁ、なんか私の部屋、今日も味気ないな……」
そう思って、そっとスマートフォンを開く。Instagramに流れてくる、センスのいい家具や植物に囲まれた誰かの「キラキラした部屋」と、自分の部屋を見比べては、勝手に落ち込んでしまう。
「どうせ借り物だし」
「下手にいじって、退去の時にお金を払うのは嫌だし」
「私には、あんな風にするセンスもスキルもないし」
そうやって、自分の居場所を好きになることを、いつの間にか諦めてしまっていませんか?
「あなた」の場所を、愛してもいいんです
確かに、ここはあなたの持ち家ではないかもしれません。
いつかは返さなければいけない、期限付きの場所。
でも、今日という一日の終わりを過ごし、明日への元気を蓄える場所は、世界にたった一つ、ここだけなんです。
「完璧」を目指さなくていいんですよ。
SNSで見かけるような、プロが手がけたような部屋に一気に変える必要なんてありません。
ほんの少し、足元の冷たさを和らげたり、壁にお気に入りの絵を飾る場所を作ったり。
その「ほんの少し」の積み重ねが、この味気ない箱を、あなたを優しく包み込む「城」に変えていくんです。
「原状回復」は、怖いルールではありません
「でも、勝手に変えたら怒られるんじゃ……」
その不安、すごくよく分かります。私も、最初は画鋲一本刺すのにも震えていました。
でも、**「原状回復」**という言葉を、少しだけポジティブに捉え直してみませんか?
それは「元に戻せれば、それまではあなたの自由に楽しんでいいですよ」という、大家さんからの優しい約束事。
今は、接着剤を使わずに敷ける床や、穴を開けずに立てられる柱など、魔法のような道具がたくさんあります。ルールを守りながら、賢く、楽しく。
この部屋を「借り物」から「私の場所」へとアップデートしていく方法を、これから一緒に見つけていきましょう。
今日から始まる、あなたと部屋の物語
諦めるのは、今日で終わりにしませんか?
「どうせ」という言葉を、「せっかくなら」に変えてみる。
一歩踏み出したその先に、仕事帰りのあなたが「早く帰りたい」と思えるような、温かな景色が待っています。
不器用でも、センスに自信がなくても大丈夫。
手紙を書くように、ひとつひとつ。
あなたのペースで、この部屋を愛でる準備を始めていきましょう。
ハル|賃貸の魔法使い
「何から始めたらいい?」と戸惑っているあなたへ
まずは、一番面積が広くて、視界に入りやすい「床」から変えてみるのが近道です。
次回は、足元から世界を変える『床のDIY』について、お話ししますね。
